現在の医療技術は、数十年前と比べると飛躍的に進歩している。過去治らなかった、救えなかった命が今現在では容易に完治したり、救える命も増えた事は間違いないだろう。
しかし、現在の医療技術を持ってしても救えない、完治させることのできない病気も存在していることは確かだ。
その一つに、’cancer’、癌がある。早期発見早期治療で治せたりするが、全身転移、つまりステージが進むほど治せない病気となっている。
世界中で患者は無数
ガン患者は日本だけでなく、世界中で無数に存在している。
定期的に検診をして、早期発見できた人々は助かる可能性が大きいが、発見が遅れた場合には宣告をされる可能性が非常に高い。つまり、救えないと判断されるのだ。
ガンというのは、様々は部位で発症するがたちの悪いもので、体内を巡って転移というものをしやがて全身に発症するとされている。そのため、発症した部分を手術にて取り除いても他の部位に再発するため助かる見込みはないと判断されてしまうのだ。
日本での選択肢は狭い
日本でのガン治療において自分に合った薬を見つけることはそうたやすいことではない、と言われる。中々合う薬が見つからず苦しんでいる人もいる。
そんな中、日本において使える薬というのは外国と比べ少ない。海外では使用可能な薬が、100種以上日本において使えないみたいだ。
つまり、それだけ自分に合った薬を見つけることが海外よりも出来ないし、選択肢を選ぶことすら出来ないのだ。
なぜ使えないの?
薬の使用が認可される前に、治験というものをしなければならないからだ。
治験では、薬の有効性やリスクなどを検証し、薬が病気に対し有効であることが証明されてから認可がおりる。
そのため、治験を数多くできる方が多くの薬の認可を得られ、患者における選択肢が広がっていくのだ。
しかし、治験というものにはやはりお金がかかる。かかる額が莫大なためできてない治験や研究等もあるみたいだ。
deleteCプロジェクト
ここで登場するのがdeleteCプロジェクトである。
deleteCプロジェクトって?
deleteCプロジェクトというのは、簡単に言えばガン患者や研究等のガンに関することを励ます運動だ。
cancerの頭文字であるCを名前や企業名、商品名と言った様々なところから消すことで、励ましているといった意思を表示するのだ。
また、Cをとった商品などを消費者が購入するとその一部が寄付金として医療機関等に寄付されるといった仕組みにできたらと思っているみたいだ。
参加はどうやるのか
deleteCプロジェクトの団体が、5月11日をdeleteCプロジェクトの日とし、その日にCを消すのだ。
個人であれば、SNSの名前にCが入っていたり、情報にCが入っているなら消すことで、意思を示すことができる。
また他に、クラウドファンドを通して寄付を送れたりもする。
そういった活動を一斉に、5月11日にやりましょう、というのがdeleteCプロジェクトである。
また、5月11日だけでなく商品購入から一部を寄付金にという取り組みは続けていくのではないだろうか。
みんなの力で「ガンを治せる病気に」
まとめ
日本でも医療機関に寄付金を集め、薬の認可によるガン患者の体に合った薬を見つけれる手助けを、そして最終的にはガンを治せる病気にしていけたらいいですね。
deleteCプロジェクトが世の中に広まることを祈っています。
みんなで協力して、ガン患者や医療機関を励ましていきましょう。
医は科学である。
みんなで「ガンを治せる病気に」
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